亜鉛欠乏症の新掲示板の目的

ホーム フォーラム 掲示板 亜鉛欠乏症の新掲示板の目的

  • このトピックは空です。
2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #5044 返信
    倉澤隆平

    新掲示板の目指すこと

     2007/04/14から約15年余に渡り続けて来た【亜鉛欠乏症についての掲示板(TeaCup)】は残念ながら2022/08/01に閉鎖しました。今後は主として、<舌痛症><亜鉛欠乏による食欲不振>などなどや<<一般的には、まだ亜鉛欠乏症と考えられてない症状・疾患>>などの実症例をも挙げ、また大胆な仮説や推測などをも含め、これまでよりも広い視野で、亜鉛欠乏症を考える糸口となる様な新たな目的と機能を持った【亜鉛欠乏症の新掲示板】として、再登場させたいと考えています。
     2002年に、多数で多彩な亜鉛欠乏症の存在に気が付いて、その治験の重要性を社会に周知する努力をして参り、20年目に入りました。ほぼ同時期の亜鉛トランスポータなどの分子生物学的知見の進歩やIT時代の技術やメディアにも乗り、よくここまで排除されることもなく、これ等の知識を広めることが出来たとも言えますが、亜鉛生物学の奥深さは勿論のこと、亜鉛欠乏症の臨床のあまりの多彩さからその症状・疾患の範囲さえも、まだまだ判らないことだらけです。
     しかし、筆者(掲示板管理者)は、この10月で85歳となり、今後活動可能な制限された時間も考える必要もあり、出来れば手を広げるよりも的を絞り、視野を広げた内容の深い掲示板の運営をして参りたいと考えています。
     次回投稿の【亜鉛欠乏症・五大症状・疾患の臨床の現状】の分析から示すごとく、主に、筆者が、現実に経験した症例を中心に、社会にまだ充分に浸透していない事柄に的を絞り、内容を深め、それぞれの亜鉛欠乏症の知見を、出来るだけ確かなものにしたいと考えます。
     そこで本掲示板では『広告及び広告紛いの投稿は不用であり、迷惑投稿として削除する』
    ことは明確にし、充分実証された事実に仮説、推測など含め、判ったこと、判らないことの表現を明確にし、新しい知見や疑問・批判の投稿は大歓迎。そんな方針でスタートします。

    #5045 返信
    倉澤隆平

    【亜鉛欠乏症・五大症状・疾患の臨床の現状】

     多彩な症状・疾患があり、現在、他の研究者らが手がけていることが主要なものとなることを否定する者でなく、まだまだ、未知の注目されていない症状・疾患がありえます。
     筆者が一般の臨床上で、現実に、しばしば経験する【五大主要症状・疾患】①味覚障害、②拒食にも至る食欲不振、③舌痛症はじめ舌・口腔咽頭症状、④褥瘡、⑤多彩な皮膚症状・疾患等などと、⑥その他の臨床の現状の概略を記すことにしましょう。
     ①味覚障害は、申すまでもなく冨田寛先生等の、主に、日大グループにより研究され、『亜鉛欠乏症は味覚障害』として知られ、『味覚障害の全貌』冨田寛著;診断と治療社(2011)にまとめられている。総てが亜鉛と関連しているか否かは別として、多くの医師、薬学者が予測だにしない程、味覚障害を引き起こす”実に多くの薬剤”が表にまとめられている。【亜鉛欠乏症についての掲示板(TeaCup)】に既掲載、再掲載予定ですが、薬剤性の亜鉛欠乏症の発症・難治化の原因として注目すべきもの、今後の主要な話題となるでしょう。
     ④褥瘡は、『褥瘡と亜鉛』とネット上で検索。さらに、”画像”を含めた亜鉛補充療法の全身療法を検討すれば、自ずと結論が付くものと考えます。日本褥瘡学会は現在に至るも、何故か?亜鉛補充療法を無視して、局所療法に固執しています。日本で唯一”褥瘡”を冠する主要学会としての社会的責任を、今後も注目して行きたいと思っています。
     ⑤多彩な皮膚症状・皮膚疾患と亜鉛の臨床の関係は、筆者らの一般診療所の症例数で、当然、充分とは言えません。しかし、亜鉛の多彩な生体内機能の基礎的知見からも『健常な皮膚の生成・維持』についての亜鉛の関連は大きいものと考えます。多彩な皮膚疾患との臨床の関係を皮膚科医は注目すべきもので、有数の皮膚科医が気付き始めてはいる様であるが、もっと多くの皮膚科医が関心を持って検討して欲しいものと考えています。
     『亜鉛欠乏症のホームページ』『東御市立みまき温泉診療所のHP』などの写真を参照いただければと思うし、それぞれの写真による視覚的臨床経過は大きな情報と考えます。是非、専門的に、追試・検討し、ご批判をいただきたい。何れにしても視覚情報で広まり、皮膚科医が気が付くことは、時間の問題と思っています。
     ②食欲不振と③舌痛症である。学会の論文でも、諸講演やホームページや諸医療情報誌、『現代日本の国民病 亜鉛欠乏症』の単行本でも、それぞれ、それなりの症例を上げて、亜鉛補充療法の治療成績について述べて来てはいるが、褥瘡や皮膚疾患症例の治療経過を示す写真による視覚的情報ほどのインパクトは望めない。個々の実症例の治療経過、特にキレート作用のある常用薬剤、中でも、多剤服用症例を具体的に示して、大部分の症例が亜鉛欠乏症であることを社会に示すこと。本掲示板の主要な目的と考えています。
     ⑥その他可能性がありそうな症状・疾患、花粉症、加齢性黄斑変性症や眼科症状・疾患、小児の発育障害、性的発育障害、不妊症、慢性疲労症状、骨粗鬆症等など、ウイルス感染

2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)
返信先: 亜鉛欠乏症の新掲示板の目的
あなたの情報: